こまコン!!
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シナリオ名:「Mask de XXX〜秘め事」 GM:よしのん
対応人数
3〜5人
ハンドアウト
PC1
貴卿は領主だ。一夜の慰みにと思い、シュタール領が催す仮面舞踏会に足を運んだ。
ただひとつの誤算は、自分がひとりの少女に心を奪われてしまったことだろうか。
この気持ちが愛なのか思慕なのか恋なのか、束縛なのかはわからない。
だが今宵も貴卿は姿を隠し、舞踏会へ足を運ぶ。
PC2
貴卿は幻影卿フレイア・フォン・シュタール・ドラクの領主である幻影卿の従者であり、先代の頃からこの領に使える者だ。
最近、主の様子がおかしいと感じる。何かためらうような、悩むような素振りを時折見ることがある。
その悩みを打ち明ける栄光が、自分にあるかどうか・・・。
貴卿も別の悩みを抱えることとなった。
PC3
シュタール領の領主である幻影卿は、近衛兵として「自分と寸分違わぬ姿をできる騎士」を3人、傍に置いている。
貴卿もそのうちの一人だ。
ある日、貴卿は主から「今宵、私の代わりに舞踏会へ出て欲しい」と言われる。
主の楽しみのひとつだったはずだが・・・貴卿は舞踏会へ足を運んだ。
PC4
貴卿はPC1に仕える従者だ。
信頼の裏返しだろうか、お忍びで訪れる仮面舞踏会にともに足を運ぶこととなった。
どうやら貴卿の主は、理由があってこの舞踏会へ来たようだが・・・・・・それを咎めるか後押しするかは、貴卿の思うままに。
PC5
貴卿は仮面舞踏会の支配人を、幻影卿から任されている従者だ。
今宵も仮面舞踏会へ、多くの騎士が一夜の慰みを求め訪れる。
だが今日はどこか様子がおかしい。今宵も訪れるだろう幻影卿に害がなければ良いのだが・・・。
今回予告
仮面舞踏会、それは想う心を仮面に隠し、刹那の情動に身を焦がす場所。
その時だけ騎士は、剣ではなく人の手をとり一夜の夢を囁きあう。
愛した人の名も知らず、顔も知らず、重ねた手のひらと耳元を撫でる声だけが確かな記憶。
繰り返す一夜の夢が恋に変わり、名前と想いを仮面に隠しながらも今宵囁こう。
「さぁ、お手をどうぞ」
ドラクルージュ「Mask de XXX〜秘め事」
この瞬間、世界が止まればいいのに。
GMより一言
ごきげんよう、DRのよしのんです。
今回のテーマは「仮面舞踏会」、華麗な姿と裏腹に心の内を探られない、情動秘めし場所です。
もちろんそれは参加者も、主催者も、ひと時の翼を曝け出すためにその場へ集うことでしょう。
自分の素性を知られることなく互の心をぶつけ合う仮面舞踏会、そこで出会った想いと秘密の舞台を御覧あれ。