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  • シナリオ名「禁摘む蜜指」 GM:北月 歩


    対応人数

    2〜4名


     

    今回予告

    “オロスコ”のお噂をご存じで? 灰が森の淵、一年に一夜のみ現れるという地下小劇場の噂です。

    どうやらその劇場は、表立っては行えない、しかしそれ故に価値ある品々が集う、競り売りの会場となっているのですよ。その主催者の名が、“オロスコ”……おや、何やら顔色がお悪い様で。たかが噂話ですって?

    ご冗談を、お客様。今あなたの御手に握られたものはいったい何ですか。

    さアさアお立会い紳士淑女の諸君、若しくはそう自称なさる皆々様方! 今宵お目にかけますのは、凄艶典麗楚々絢爛。世にも珍しい等身大のビスク・ドール。薄桃の肌は滑らかに、靡く艶髪は錦糸のごとく。世にそう数あるものではございません。それ故皆さまは選ばれたのでございます。招待状を拝見いたしましょう。

    この扉を潜る者は、ほんの少しの秘密をお守りいただくだけで、夜に二つとない芸術に触れることが叶うのです――――。



    PC1:亡き友無き後を追う

    消えざる絆:オロスコ[怒]

    推奨の道:夜獣、領主、野伏

    序言:騎士は死を遠巻く。緩やかな螺旋を下るその命の営みは、最早忘れられた感覚。故に民の死は敬重に値する。親しい友の追悼であれば尚のこと。つい数日前、貴卿の美しき朋友がそのあまりに短すぎる生を閉じた。しかし今、貴卿は憤怒に身を委ねる。友の骸をその目に刻んだ翌日、何者かが遺骸を盗んでいったのだ。人から人へ尋ね歩き、やがてこの競売場の荷車が彼(彼女)の棺を積んでいるのを見たという噂を聞いた。

    PC2:眠り姫を追う ※秘密有

    消えざる絆:オロスコ[欲]

    推奨の道:遍歴、流浪、密使

    序言:夜露に濡れる亜麻糸、薄桃が透ける肌、微かに震える唇―――。彼女は貴卿に愛を囁くまい。彼女の眼は閉じられ、胸は刻まれる脈動に揺れている。森の奥深く、彼女を見つけたのは一夜の迷い路に於いてのこと。いくら探し求めても、再び逢うことはなく、しかし記憶は彼女を求める。藁にも縋る想いが、噂話を聴き留めた。“世にも珍しい等身大のビスク・ドール。薄桃の肌は滑らかに、靡く艶髪は錦糸のごとく。”ああ、其処に、其処に彼女はいるのだろうか。

    PC3:秘められた競売の首謀を追う

    消えざる絆:オロスコ[侮]

    推奨の道: 近衛、僧正、将軍

    序言:潔白こそ美徳、廉潔こそ善良、貴卿が求むは一点の曇りなき騎士道。常に己を律し、時に他を諌め、貴卿は他の騎士や民からの信頼を何よりの誇りとした。貴卿を頼る者は後を絶たず、此度もまた民の嘆きが貴卿の足をこの地へ招いたのだ。何でも、毎年同じような時期に、灰が森の近くの村落から数名が行方を晦ますのだという。そして今年もその時期が近づいてきた。聞けば同時期に怪しげな会合が開かれているとのこと。その諸悪を裁くことこそ、貴卿の剣に課せられた使命である。

    PC4:好奇心の赴くままに追う

    消えざる絆:オロスコ[敬]

    推奨の道:賢者、遍歴、魔女

    序言:貴卿は瞠目した。今貴卿の眼前に聳え立つ豪奢な劇場。しかし昨晩まで確かにこの場所には何もなかった。そして確かに感じ取る、騎士の具現化の力。今宵この場所にこれだけの具現化を成し遂げる騎士がいるというのだ。扉には次々と人が吸い込まれていくが、心なしか皆俯き、顔を隠し、どこか秘匿の芳香を漂わせている。貴卿の心は震える。いったい、ここで何が催されているのだろうか。気が付けば貴卿の手には、覚えのない手紙が握られていた。



    DRより一言

    前回に続いてDRをさせていただきます。今回のシナリオは非合法なオークション会場に騎士や異端の皆様に乗り込んでもらおうというお話です。ヘレティカ、ストーリアのご使用や、初めての方にも楽しんでいただけるよう尽力させていただきます。いろんなものをテーブルに広げてお待ちしております。

    コンベンション情報

    更新情報

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